iPad の日本語入力で知っていると便利なこと (キーボード レイアウト 前編)

iPad メモ帳iPad の日本語入力は、iPhone のフリック入力ほど特殊ではありませんが、覚えておくと便利な機能があります。高速な日本語入力を行うための参考資料として、スクリーンショットを交えて記事にしてみます。

今回のトピックは iPad のキーボード レイアウト設定 です。 下記について、それぞれ解説していきます。

  • iPad では、日本語キーボードのレイアウトを4種類から選択できる。
  • 技術文書または英語を書く機会が多い場合、キーボード レイアウトを QWERTY に変更することを検討してみる。
  • レイアウトの切り替えにより、日本語の変換候補の順序も変更される。 

 

iPad の日本語キーボード レイアウトについて

iPad では、日本語用のソフトウェア キーボードを、4種類から選ぶことができます。
ここでは、より一般的な QWERTY-Japanese および QWERTY について解説します。

キーボード レイアウト設定

まず、QWERTY-Japanese と QWERTY の違いを見てみましょう。 
まちがい探しみたいですが・・・ 違いがわかりますでしょうか?(笑)

QWERTY-Japanese (日本語モード [通常]) QWERTY (日本語モード [通常])
QWERTY-Japanese (日本語モード [通常]) QWERTY (日本語モード [通常])
QWERTY-Japanese (日本語モード [通常]) QWERTY (日本語モード [通常])

 

配列はよく似ていますが、句読点および長音記号のキー異なっていますね。
しかし、これによる挙動は大きく異なります。

 

サイエンス系文書の入力には QWERTY 配列が有効?

会社や学校によっては、提出するレポートや納品ドキュメントなどにおける、句読点の形式が厳密に決められていませんか? 【参考

サイエンス系・工学系の文書を作成する場合は 「,.」 あるいは 「,。」 のペアを使うように指示される場合が多いのですが、iPad に標準で設定されている QWERTY-Japanese 配列では、句読点は 「、。」 として入力されます。

これを QWERTY 配列に変更すると、「,.」 として入力されるのです。
それでは、QWERTY-Japanese 配列と QWERTY 配列の違いを細かく見ていきましょう。

 

句読点

QWERTY 配列を選択すると、句読点として 「,.」 を入力するようになり 「、。」 については、入力できなくなります。
より正確には「,。」のペアも設定できると嬉しいのですが、残念ながら対応していないようです。

なお、句読点を 入力できなくなる とまで言ってしまいましたが、本当に入力する方法が見当たりません。 仮に ピリオド句点 に変換しようと試みても、ご覧の通り…… 候補に出てきません。

ピリオドを変換しても… 

 

長音記号

長音記号については ハイフン (マイナス記号) を入力し、その後、変換することで、なんとか入力できます。
ただ、ちょっと入力しづらくて不便のような……。

ハイフンを変換すると長音記号にできる

 

キーボード・レイアウト変更による変換候補の順序について

技術文書などで、アルファベット混じりの文書を入力する際に、いちいち入力モードを切り替えるのが面倒ですが、芸が細かい(?)ことに、QWERTY配列を選択すると、候補の先頭にアルファベット候補が表示されます。

  QWERTY-Japanese 配列 QWERTY 配列

例えば… 「Internetには大量のFlash Contentsが存在している」 という文章など、アルファベット混じりの入力には適しているような気がします。

 

まとめ

QWERTY 配列には下記のような、メリット・デメリットが考えられます。

メリット

  • 技術文書に適した句読点の入力を簡単に行うことができる。
  • アルファベット混じりの文章の入力が行いやすい。

デメリット

  • 長音記号が入力しづらかったり、キーボード レイアウトを変更する以外、句読点の選択ができなかったり、操作上の制約が多い。
  • 句読点のバリエーションが 「,.」 以外に存在しない。

標準で選択されている QWERTY-Japanese 配列は、一般的な日本語入力に向いていますが、レポートなどの技術文書を扱う頻度の多い方は、QWERTY 配列の選択も、検討する価値があると思います。

2コメント

  1. 日本語キーボードでも表示を数値にすると、.,が入力できます。

  2. コメントありがとうございます。(気付くのが遅れてすみません)

    はい、ご指摘の通り、標準で設定されている、QWERTY-Japanese配列キーボードの日本語モードでも「.,」は問題なく入力できますね。
    通常の使い方で困る事はないと思います。

    この記事は、アップル社がどのような意図で、標準のQWERTY-Japaneseに加えて「QWERTY」を追加したのか、興味があって調べたものです。
    QWERTYを選択した場合、数値入力モードも含め、日本語の句読点(、。)が入力できなくなってしまいますね。
    個人的には、配列を標準のQWERTY-Japaneseから変更するメリットは見いだせませんでした。

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